ル・ポリネシアンでのダイビング

沈船ダイビング

1890年に建造された全長152mの客船「ル・ポリネシアン号」の保存状態の良い沈船は、野心的な沈船ダイバーにとって世界有数のスポットである。

SS Polynesia (or Le Polynesien)は6373トンのフランスの蒸気船であった。10人の船員が死亡した。この定期船は当時セルビア軍を輸送していた。ヴァレッタのグランドハーバーから7マイル強のところにあり、マルタ海域でこれまでに発見された沈没船の中で間違いなく最も素晴らしいものである。船体は無傷で、左舷にある。

船体の前部は左舷に45度傾き、後部は左舷に20度しか傾いていない。

船体の前部は左舷に45度傾き、後部は左舷に20度しか傾いていない。機関室付近では甲板が一部崩れ、甲板甲板室は完全に壊れている。

腐食によって穴が開いた隔壁は警告のサインである。
その部分には、一見したところ、上級グレードと部隊のプレートが多数ある。
さらに簡単なのは、前甲板から主甲板への侵入だ。開いているハッチから垂直に入るだけのスペースがある。床に固定されたテーブルの土台はすべて残っている。視界の良い日には、無傷の舷窓から地中海のブルーグレーが輝く。春には沈没船の水平方向の視界が40メートルに達することもある。ポリネシア号では、残骸の素晴らしさを十分に味わうには数回のダイビングが必要である。