海洋調査を直接体験する

2015年7月12日にキールでGEOMARオープンハウスを開催する。 海のプラスチック廃棄物はどれほど危険なのか?第二次世界大戦の軍需品はまだどれくらい海に残っているのか?今この瞬間、海底には実際にロボットがいるのだろうか?などなど、さまざまな疑問に科学者たちが答えてくれる。今週の日曜日、GEOMARヘルムホルツ海洋研究センター・キールのオープンハウスで。 今日でも、深海の海底はほとんど未踏のままである。 水面下に何があるのか、私たちが知らないことはたくさんある。しかし、そう長くは続かない。この問題を解明するために、新しい自律型深海探査機が開発されている。VIATORと呼ばれるそのひとつは、航空宇宙産業のパートナーの協力を得てGEOMARで開発されている。VIATORはオープンハウスで初公開される。 VIATORのほかにも、遠隔操作水中探査機ROV PHOCAや、小さな地震を起こすことができる地震計など、多くの装置が一般公開される。インフォメーションブースに立ち寄り、体験活動に参加しよう。GEOMARの職員も常駐しているので、展示物についての質問も受け付けている。 また、北海やバルト海の弾薬汚染地、海底火山、海中のプラスチック廃棄物など、刺激的で有益な講演会も開催される。 海洋学者になるには何が必要なのか、調査船では何が行われているのか、疑問に思ったことがあるなら、今がチャンスだ!シュヴェンティン川の河口に係留されている調査船アルコルに乗り込んでみよう。
バルト海の多様な生物多様性を理解し、展示水槽の海洋生物を見たり触ったりしよう。 魚、ヒトデ、カニ、その他の海の生き物などがいる。調査船POLARFUCHSの船上でもショートツアーが実施されている。 5歳から14歳の子供向けには、作家による朗読がある。キール地域の学生たちは、GEOMARの科学者と共同で行ったプロジェクトを紹介する。これらのプロジェクトは、基本的なモデルや原理から、地球温暖化の結果、そして「気候工学」がこれを解決できるかどうかまでをカバーしている。 GEOMARオープンハウスは7月12日午前11時から午後5時まで、キール魚市場近くの "Das Ostufer macht mobil"(東岸は活気づく)で開催される。 地図とイベント情報: http://www.geomar.de/fileadmin/content/news/Events/2015/tdot_2015_en.pdf