オオカミウオウツボ (Wolf Eel)

うなぎではない「うなぎ」とは

ウルフイール(wolf eel)はウナギではなく、5種類の「オオカミウオ」のうちの1種で、対になったエラの切れ目と胸ビレを持っている。この細長い魚はかなり大きくなり、体長は2.5mに達することもある。この冷水性の海洋魚は、メキシコのバハ・カリフォルニアから北はアラスカのコディアック島まで、北アメリカの太平洋沿岸の洞窟や割れ目、岩礁に隠れている。また、ロシアの東海岸や南は日本海でも生息している。

この魅力的な生物は、海の中で最も醜い魚の一つと言われている。丸くて鈍い頭、突き出た下あご、威嚇するような歯が特徴的だ。ウルフイールは非常に強力な顎を持ち、ウニやカニ、サンドドルなどの硬い殻を持つ動物を好んで食べる。魚の世界では珍しく、オオカミウオは生涯にわたって交尾をし、一夫一婦制のペアはたいてい一緒に巣穴に隠れています。次のダイビングでどこでオオカミウオが見られるかは、下のダイブサイトマップで確認できます。