モルディブの旅客船のセキュリティ対策が強化される

January 7, 2016 モルディブで船舶事故が増加しているため、政府は船や船舶の安全規制を強化すると発表し、規制違反を繰り返す船長や乗組員には免許を剥奪すると警告した。 昨年12月、モハメド・サイード経済開発大臣は、海難事故は徹底的な調査の対象となると発表した。乗組員に過失が認められた場合、厳しい罰則が科されることになる。 「乗客の安全のため、法律や規則の範囲内で行う」と述べた。 大臣は、数十隻の船舶が安全性と通信設備の改善を求められていると付け加えた。船舶の耐航性チェックは毎年行われ、特定の訓練が完了した後に免許が発行される。 また、旅客船がガスやガソリンのような可燃性物質を運ぶことを禁止するために、法律が更新された。 同大臣は、同国が海上旅行に強く依存していることから、海洋の安全が最も重要であると繰り返した。 これらの発表は、カアフ島のマフシ島沖でスピードボートとダイビングボートの間で発生した事故の2日後に行われた。ダイビングボートに乗っていた2人の観光客、16歳のマレーシア人女性と42歳の中国人が死亡した。 警察の報告書によると、ダイビングボートには6人が乗っていたが、スピードボートには4人が乗っていた。ここ数カ月、海難事故が相次ぎ、船舶に対する規制の欠如が世論の批判を浴びていた。

今回の事故は、政府によるこの問題への断固とした対応を促した。