初心者のための水中写真ガイド
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Adobe Stock/frantisek hojdysz
水中には素晴らしいものがたくさんあり、ダイビング体験は素晴らしいものだが、残念ながら思い出は時間とともに薄れてしまう。写真を撮ることで、その思い出がよみがえり、ダイビングをしない友人とも体験を共有することができる。しかし、美しい水中写真を撮るのは芸術だ。カメラの扱い方を知っているだけでなく、スクーバダイビングのスキルにも集中しなければならない。これをマスターするには時間がかかる。そこで今回は、水中写真を撮るために必要なことをまとめたビギナーズガイドを紹介しよう。
水中撮影器材
水中写真に必要な器材を紹介しよう。もちろんカメラも必要だが、それ以外にも必要なものがいくつかある。
- カメラ:当たり前のことから始めよう。どれくらいのお金をかけるかによって、選べるカメラはたくさんある。シンプルで防水、低価格のカメラなら、水深65フィート(20m)程度まで潜れるものが多く、持ち運びも簡単なので、最初はこれで十分だろう。コンパクトカメラに慣れてきたら、デジタル一眼レフカメラにアップグレードするのもいいだろう。
- 水中ハウジング:デジタル一眼レフカメラを持っているなら、水中ハウジングはカメラを水濡れから守るために欠かせない。多くのカメラハウジングのオプションは、カメラを非常に深くまで持ち込むことができる。
- 外部ストロボ/フラッシュ:フラッシュやストロボは水中写真の後方散乱を最小限に抑える。フラッシュは水中カメラから離して設置すること。
- レンズ:異なるレンズは異なるショットを達成するために使用することができる。例えば、マクロレンズはクローズアップされた被写体のディテールを捉えるために使用され、ドームポートレンズはフィッシュアイ効果を与える。購入前に、レンズがハウジングに合うか確認しよう。
- 色補正フィルター:水中深く潜るにつれて失われる色を補正するフィルターがある。水深が深くなるにつれて、赤い色は茶色く見え、青や緑は鮮やかに見えすぎてしまう。フィルターを使えば、水面に近い色に見せることができる。
- メモリーカード写真撮影時に容量不足にならないよう、大容量のメモリーカードを選ぶこと。
水中写真に必要なスキル
スクーバダイビングで美しい写真を撮るには、たくさんの技術が必要だ。考えることがたくさんあることに驚くかもしれない。
完璧にするために必要なスキルを紹介しよう:
- 浮力:アマチュアの水中写真家が忘れがちな重要なスキルのひとつが浮力だ。浮力があると、写真を撮るときに楽だし、海洋生物も守ることができる。浮力が弱いために砂を巻き上げると、霧がかかったような不鮮明な写真になってしまう。また、キックやスカーリングは海洋生物の生息地を傷つけることもある。スクーバダイバーとして自分の浮力に自信を持つことが、カメラを持っていく前に重要なのだ。
パーフェクト・ボイヤンシー・プログラム(SSI Perfect Buoyancyprogram)をチェックし、適切な浮力チェックの方法についてのブログを読もう。
- 自分のカメラを知る:水中に持ち込む前に、自分のカメラのことをよく知っておくこと。エアチェック、圧平衡、浮力調整、バディの監視、その他のダイビングスキルの練習をしながら、カメラの使い方を理解するのは至難の業だ。写真撮影よりもダイビングの安全を優先しよう。
- フィンのテクニック:水中写真家として、フィンの新しい方法を学ぶことは有益だ。Youtubeで様々な状況に応じたテクニックを紹介しているチュートリアルを見つけることもできるし、インストラクターや経験豊富な水中写真家に次回ダイビングに行くときに教えてもらうこともできる。全身を回転させることなく後ろ向きにフィンをする方法を習得すれば、被写体に近づいてから簡単に離れることができるので、水中で写真を撮るときに貴重なスキルになる。
- 安全で礼儀正しく:海洋生物を追いかけたり、触ったりしないこと。動物が撮影を嫌がっている場合は、そっとしておき、怒らせないようにすること。生き物の目に直接フラッシュを当てない。珊瑚や岩につかまって写真を撮らないこと。珊瑚や岩につかまると、珊瑚や岩の生息地にダメージを与え、自分もダメージを受ける可能性がある。最後に、他のダイバーに気を配り、写真を撮ろうとしてダイバーの前に割り込んだり、フィンでダイバーを蹴ったりしないこと。
サメの美しい写真を撮るだけでなく、サメについてもっと知りたい? サメの7つの興味深い種類:その違いと見られる場所(divessi.com)
特別なヒント
スクーバダイビングとカメラワークに自信が持てるようになったら、写真撮影のスキルを完璧なものにするために、これらのトップヒントを活用しよう:
- 海洋生物の研究:人は珍しい魚の写真を見るのが大好きだ。どのような海洋生物に注意すべきかを学んでおけば、万が一そのような魚に出会っても大丈夫だ。特に特別なものを見つけられそうな場所にダイビングツアーを計画し、それを写真に収めようとすることもできる。
- インスピレーションを得る:才能ある映像作家が制作した海のドキュメンタリーや映画を見たり、インスタグラムをスクロールして他の水中写真家のショットを見たりする。そうすることで、インスピレーションが湧いてくるし、その過程でヒントを得られるかもしれない。
2022年にフォローすべき19の水中インスタグラムアカウントをチェックしよう。
- 写真の編集を学ぶ:編集スキルは、良い写真を素晴らしい写真に変えることができる。LightroomやPhotoshopのような優れた編集ソフトを手に入れよう。
- 被写体にピントが合っているか確認する:これは基本的なことのように思えるが、完璧な写真が撮れたと思っても、後でピントが微妙にずれていることに気づくほど残念なことはない。
- アングルとライティングについて考える:上向きのアングルで低い位置から撮影すると、いい写真が撮れることが多い。
- ホワイトバランスのコツ:フラッシュやストロボを使用する場合は、オートホワイトバランスを選択するのがベストだが、フラッシュを使用しない場合は、カスタムホワイトバランスか水中モードを選択すると最良の結果が得られる。
- 絞り優先モード:多くのカメラでは、自然光とフラッシュ/ストロボの光のバランスをコントロールすることができる。
- 深度下について考える:太陽の光で撮影する場合、深く潜れば潜るほど光を失ってしまうので、なるべく浅いところで撮影するのがよい。フラッシュを使う場合は、もう少し深く潜ってもいい結果が得られる。