ランサローテ島アトランチコ美術館の沈没芸術

彫刻はイギリス人アーティストのジェイソン・デカイレス・テイラーによって陸上で制作され、その後水深12〜15メートルの海底に下ろされる。現在、これらの彫刻の一部は2016年3月までアレシフェの現代美術館(MIAC Castillo de San José)で展示されている。 1年以上前から、ランサローテ・アトランティコ美術館の建設が進められている。テイラーは美術館の彫刻を一手に引き受けている。生きているモデルを基にした彼の彫刻は、主に日常生活の中で、読書や自撮りなどの一般的なポーズをとっている人々を表している11月初めにプロジェクトが最終承認を受けた後、建設は最終段階に入った。今後数ヶ月のうちに、プラヤ・ブランカのリゾートに近いプラヤ・ラス・コロラダス沖の海底にコンクリート製の数字が固定される。海の透明度のおかげで、足を濡らしたくない人はガラス底のボートからインスタレーションを見ることができる。 自然保護はテイラーの心の近くにある。水中に沈められた彼の彫刻は人工的なサンゴ礁として機能し、新しい動物や植物の群落の発達を促す。これは、自然と芸術はシームレスに調和して溶け合うことができるという美術館の哲学に沿ったものだ。 情報:http://www.underwatersculpture.com/