© Plastic retention in front of the extended cork line (System 001/B) (c) The Ocean Cleanup
© Aerial View (c) The Ocean Cleanup
© Aerial View (c) The Ocean Cleanup
© Crew sorting plastic into size and type classes onboard the support vessel during System 001/B mission (c) Aerial View (c) The Ocean Cleanup
オーシャン・クリーンアップは海から瓦礫を回収する
October 8, 2019
うまくいっている!最初の技術的問題を解決
プラスチックから海を浄化する先進技術を開発するオランダの非営利団体「The Ocean Cleanup」は、最新の海洋浄化プロトタイプ「001 / Bシステム」がプラスチックごみの回収に成功したと発表した。この新システムは、海の自然の力を利用してプラスチックやゴミを受動的に捕捉し集中させる。
2019年6月にバンクーバーから打ち上げられた「システム001 / B」は、世界の海で最大のプラスチックの集積地であるグレート・パシフィック・トラッシュからゴミを収集するというコンセプトを証明する2度目の試みである。
「7年前にミッションを開始した後、公海という容赦ない環境でのテスト1年目は、我々のビジョンが実行可能であること、そしてプラスチックゴミから海をきれいにするというミッションの始まりが見えてきたことを示しています」と、オーシャン・クリーンアップの創設者兼CEOであるボヤン・スラットは説明する。「私たちのチームは、この地点に到達するまでの膨大な技術的課題を解決する決意を固めています。私たちにはまだやるべきことがたくさんあり、チームの献身に感謝しています」
ミッションは続く
「システム001/B」の初期の成功にもかかわらず、やるべきことはまだたくさんある。成功した活動から得た新たな知見と経験をもとに、オーシャン・クリーンアップは現在、次の海洋洗浄システム「システム002」の開発に着手している。これは、回収したプラスチックを長期にわたって維持・持続させることができる包括的な洗浄システムである。
システムが完全に機能するようになれば、再利用のためにプラスチックを陸に運ぶことになる。