イカ:気候変動で利益を得る?

イカは海洋酸性化に強い

最近、学術誌『Conservation Physiology』に掲載された最新の研究によると、イカはおそらく気候変動を生き延び、海洋酸性化の最悪のシナリオでも繁栄できるという。

ジェームズ・クック大学(JCU)のARCサンゴ礁研究センター(Coral CoE)のブレイク・スパディ博士が研究を主導した。「

大気中のCO2濃度は、産業革命以前の280ppmから、現在では400ppm以上に上昇している。

JCUの研究水族館の研究チームが2種のイカをテストし、今世紀末のCO2濃度を予測したところ、驚きの結果が出た。

「イカは寿命が短く、成長速度が速く、個体数が多いため、環境変化への適応力が高いと考えられます」とスパディ博士は言う。

この研究は、CO2が増加した条件下で、将来の生態系がどのようになるかをよりよく理解する上で重要だという。「

研究へのリンク: https://academic.oup.com/conphys/article/7/1/coz024/5512142.