西部湾岸諸島でのダイビング
タオ島からパンガン島、サムイ島まで、タイ西部湾に浮かぶ島々は、生き生きとしたサンゴ礁やジンベエザメを見ることができる素晴らしいダイビング・コンディションを提供しています。サムイ島は最も人気のある島で、ビーチでの休暇にダイビングを組み合わせるのに最適です。ほとんどのダイビングでは、パンガン島とタオ島(600島のチュンフォン群島の一部)へのボートトリップが行われます。前者では、3月から4月にかけてジンベイザメを観察したり、タイ湾でも最高のポイントの一つであるセイルロックでダイビングを楽しむことができます。美しいパンガン島からボートで15分ほどの場所にあるこの一部水没した岩のピナクルには、小さなマクロ生物からバットフィッシュやオオメジロザメまで、あらゆる生物が生息しています。タオ島では、珊瑚、難破船、サンゴ礁に覆われたドラマチックな岩のピナクル、色とりどりの海洋生物が生息しています。揺れるヤシの木、真っ白なビーチ、ドラマチックな断崖が広がる楽園の島ですが、水中での楽しみも同様に豊富です。チュンポンピナクルは、巨大なバラクーダ、ハタ、キンギョハナダイなどが生息する素晴らしい岩場のおかげで、タイでも最高のダイビングスポットのひとつとして知られています。これらの島々周辺のダイビングでは、ハードコーラル、ソフトコーラル、難破船、透明度の高い暖かい海を楽しむことができますが、モンスーン気候のため、11月は避けた方が良いでしょう。一般的に水温は28~30度(82~86度)で、視界は20m前後です。
西部湾岸諸島のおすすめスポット
西部湾岸諸島での野生動物との出会い
多くのダイバーが優雅なジンベエザメと泳ぐ絶好のチャンスを求めて3月から4月に訪れますが、ホークビルやアオウミガメ、遊び心のあるトリガーフィッシュ、ネオンカラーのブルースポッティドエイなど、一年を通して素晴らしい海洋生物を楽しむことができます。ナイトダイブを楽しんで、バラクーダがあなたに近づいてきてライトを使って狩りをしている様子を見たり、ヤドカリやカミソリウオ、可愛いライオンフィッシュやエンジェルフィッシュなどがリーフに生息しているのを見てみましょう。サンゴ自体もまばゆいばかりの光景で、海綿やイソギンチャク、優雅に揺れるウミウチワなどの間を泳ぐことができます。