南仏でのダイビング
南フランスは、口語で「ル・ミディ」と呼ばれ、スペインとイタリアとの国境を接するフランスの地中海沿岸に沿って走っています。また、フランスのリビエラ(フランス語ではコート・ダジュール)の本拠地でもある南フランスの魅力的な暖かい水は、クストーが最初に有名なアクアリュングの実験を行った場所でもあります。 沿岸の都市に集中している200以上のダイビングセンターがあり、夏の間は気温24度(華氏75度)、視界30mという抜群のダイビングコンディションで、南フランスは西ヨーロッパのダイバーにとって宝石のような場所となっています。 カシスからフランスとイタリアの国境まで伸びるフレンチリベラに沿って、あなたは最も多くのダイビングスポットを見つけることができます。サントロペ沖のル・ルビス、ワシエイの棲家である沈没した潜水艦からパール・デュ・プラニエ、ニース近郊のル・トンバン・デ・アメリカン、水深50mの壮大で危険な峡谷まで、どんなダイバーでも楽しませてくれるポイントがたくさんあります。 忘れてはならないのは、この地域には素晴らしい島々、有名でシックなコルシカ島や、マルセイユ沖の無人島群、リオウ群島があることです。
南フランスでの野生動物との出会い
ここでは、鮮やかな緑、茶色、黄色の海草、ポシドニアの海草が海底の大部分を覆っているのを見ることができます。タコはそれらの間や岩礁の間に隠れて、通り過ぎるカニやザリガニ、軟体動物をごちそうにする準備ができています。 絶滅の危機に瀕しているレッドコーラルや生き生きとした海洋植物もたくさん見られ、ハタタテダイ、ソーペー、ダムゼルフィッシュ、ウツボ、カサゴ、カーディナルフィッシュ、ゴートフィッシュなどの魚もたくさん見られます。タツノオトシゴや時折アカエイなどの希少種もあり、サンマやパイプフィッシュ、定期的に色や質感を変えるイカなどもいます。