水面マーカーブイ入門-知っておくべきこと
scuba divingextended rangediving safetysurface marker buoy
21 views - 18 viewers (visible to dev)

SMB - Surface Marker Buoy
ダイバーがよく使う水面マーカーブイには、水面マーカーブイ(SMB)と遅延水面マーカーブイ(DSMB)の2種類がある。水面マーカーブイ」という言葉は、この2種類のブイを指して使われることが多いが、デザインや用途は全く異なる。どちらもスクーバダイビングにおいて、水中での安全確保に役立つ重要なアクセサリーだ。詳しくは続きを読む。
SMBとDSMBの違いは?よくある質問に答える
水面マーカーブイとは?
水面マーカーブイ(SMB)とは、一般的に丸くて視認性の高いブイのことで、ダイビングの前に膨らませて水面に置いておく。このマーカーブイは、ダイビング中に膨らまないように密閉され、水面に留まる。耐久性のある浮力材で作られており、水面で見やすいように鮮やかな赤や黄色、オレンジ色をしているのが一般的だ。ブイに文字が書かれていたり、旗が取り付けられているものもあり、視認性を高めている。
水面マーカーブイは何に使うのか?
ダイバーは、水面マーカーブイを使って、水面にいる人々やボートの往来に自分の位置を知らせる。減圧やアンカーラインがない場合や、潮流が強く漂流浮上が望ましい場合に使用される。続きを読むボートダイビングを楽にする5つのコツ
遅延水面マーカーブイとは?
ディレイドサーフェスマーカーブイ(DSMB)は、円筒形の長いチューブで、セーフティソーセージと呼ばれることもある。ダイビング中にダイバーが丸めた状態で持ち運び、必要なときに膨らませる。遅延水面マーカーブイは、水面マーカーブイと同様の素材で作られており、視認性を高めるために明るい色をしている。
遅延水面マーカーブイは何に使うのか?
DSMBは、ダイバーが水中で自分の位置を知らせたり、ダイビング終了間際に水面にいる人とコミュニケーションをとるために使用される。例えば、DSMBはダイビングの終了間際に配備され、ダイバーが間もなく浮上することや、水面の位置を示す。
遅延水面マーカーブイの使い方
DSMBはラインに取り付けられ、必要な時に膨らませる。DSMBは水中に潜った状態でも展開することができるので、DSMBを選ぶ際に最も重要なルールは、リールやスプールにブイが水面に届くだけの十分なラインがあることを確認することである。いったん展開すれば、リールやスプールは、チームメンバーが安全停止や減圧停止を行う際の深度基準点として役立つ。続きを読むダイビングに最適なトリムを得るには
遅延水面マーカーブイの種類。
DSMBには通常3つのデザインがある:
オープンエンド
この遅延水面マーカーブイは、代替ガス源からのガスを加えることで膨らませる。底が開いているため、ダイバーはDSMBにガスを入れることができるが、水面にガスが漏れないように、ラインに張りを持たせなければならない。
セルフシーリング
セルフシーリング遅延水面マーカーブイは、DSMBの底にある開口部からガスを注入することでも膨らませることができる。DSMBが上昇すると、底部が密閉され、ガスが逃げるのを防ぐ。
封印された
密閉式遅延水面マーカーブイには注入バルブがあり、口から注入するか、浮力調整装置やドライスーツに使用される低圧インフレーターと同様の低圧ガス供給装置に取り付けることができる。ダイバーは低圧インフレーターからブイに空気を入れる。通常、浮力調整装置、ウイング、ドライスーツ、船外のガス供給装置から入れる。膨張したガスが水面に上昇する際にブイを破らないように、過圧バルブがある。見る密閉されたDSMBを口で膨らませる方法
水面マーカーブイはデコンプレッションダイビング(減圧潜水)で使用する。
遅延水面マーカーブイにラベルを貼ることで、減圧中のダイバーを特定することができる。チームは通常、DSMBを1つしか配置しないが、DSMBを追加することで、以下のようないくつかの便利な機能を果たすことができる:
- スレートを水面まで運ぶ。
- 救助の必要性を伝える
- ダイバーステータスの変化を知らせる
一部のダイバーは、特定のDSMBの色を使って「すべて順調」または「下に問題あり」を示すが、どの色がどのシグナルを示すかについて、世界的なコンセンサスは得られていない。
水面マーカーブイの使い方 - 詳しく知る。
様々なタイプの水面マーカーブイの効果的な使い方をもっと学びたいなら、エクステンデッドレンジ(Extended Range)プログラムに参加しよう。SSIのエクステンデッドレンジプログラムは、より深く潜り、ボトムタイムを延ばし、ディープリーフや沈船などのスリルを楽しむために必要なすべてのトレーニングを提供する。新しいSSIプログラム-デコンプレッションダイビング(減圧潜水)へ。

DSMB - Delayed Surface Marker Buoy